カーボン矢の羽根替え


弓道で使う矢の羽根替え、自分で。
新規作成や貰い物のボロ矢の再生は何度かやってるけど、
メインで使用してるカーボン矢でやるのは初めて。

元は黒鷲手羽(風切り)がついてたけど、
自分でできるならそこまでお金をかけるのも勿体ない、
ボロくなったらまた替えればいいだけの話なので。
Amazonで売ってた無脱色無染色のターキー羽根、
甲18枚、乙18枚のセットで3,500円ぐらいなので、
6本組の羽根替えならその半額程度の安さ。
(脱色や染色してあるものは弱い)


羽根は手貼りでも出来るぐらいの経験はあるけど、
アーチェリー用のフレッチャーを3,000円ぐらいで買ってお試し。
弓道用に端からの距離を合わせるスペーサーや
この時だけ使うカチッとハマる筈を3Dプリンターで作って使用。
この辺の工夫ができれば、アーチェリー用でも問題なし、
歪みもないので糸巻いて調整する手間も不要。

↑写真は別の矢で事前にお試ししてるところだけど、
羽根の接着にはスマホ修理でおなじみのB-7000ってやつを使用。
ノズルが小さく塗りやすく、実使用して耐久性も問題なかった。
加熱とアルコールに少し弱いので、将来の羽根替えも楽。

貼ったあとに両端の羽軸をルーターで薄く削り、
糸巻きして、平らに潰して、ボンドで薄くコーティング、
ビニローゼというクリア塗料で3回塗り、
プラモ屋の油性アクリル塗料で毛引き(口漆)して完成。
以前はウレタンニス使ってたけど、市販品の質感はビニローゼ。

何回も経験して試行錯誤して、今回が完成形だな。
糸や塗料、シンナー等のコストもかかるものの、
6本あたりだと2,500円ぐらいで済んでると思う。

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