フィラメントフローの改善

 

Ender 3 Pro、何ヶ月前からか忘れたけど、
印刷物の外壁の最上部が剥がれやすいという現象が起こり、
水平方向の接着不良、フィラメントのフロー不足かな?と。
騙し騙し使ってたけど、サポートも剥がれにくい。

時期的に少し古いフィラメント使ってたので、
そのせいかなと思ってたけど、新しいやつでも同じ、
これはいよいよ対処しなきゃいけないなと…

まず疑ったのはノズルの詰まり、
質の悪いフィラメント使うとよく起こるけど、
ノズル新しいのに変えてもダメでこいつは無罪。

次にエクストルーダーの動作不良、
ギアの摩耗を疑ったけどノギスで測ってもほぼ摩耗なし、
スリップしたりフィラメント削ったりしてる痕跡もなし、
試しに定番のメタルパーツごと換装したけど変化なし。

この辺でもしや?と思ってPTFEチューブ外して、
フィラメントを100mm送る指示を出して計測してみると
実際には95mmしか送ってない、5%も少ない、これか!と。

1mm送るのに必要なステップ数、というモーター周りの設定、
そんなものいじった覚えはないんだけどタイミング的には
自分でMarlinコンパイルして入れたあたりなのかな?
それとも使ってるうちにズレてくるようなものなのか。

以下はエクストルーダーの送り量のキャリブレーション。

EEPROMのデータ参照や書き換えは
コマンドや本体でも出来るけど見やすい方がいいので、
OctoPrint用のMarlin EEPROM Editorを導入。

MarlinのConfiguration.hをいじって再コンパイルが必要?
次の2つをアンコメント&コメントアウト
#define EEPROM_CHITCHAT
//#define DISABLE_M503


Stepsを開いて現在のE Steps(93steps/mm)を確認。
100mm送ったのに95mmしか送れていないという場合は、
100÷95×93=97.89が新しい値となる。
数回変更と計測を繰り返して、97ちょうどが最適値だった。
試しにプリントしてみたら、キレイに出来たので無事成功!

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