リアボックスにテールランプ



4ヶ月ぐらい前、レッツ4にリアボックスをつけたものの、
安物ゆえに後ろの赤いパネルがリフレクターでもなんでもなく、
ただの色付きプラスチックで、夜になると反射すらしない。
車高の高い車からテールランプが見えにくくなるので、
自作でLEDを埋め込んでテール/ブレーキランプを作った。



車体の電源側から後方のテール、ブレーキ、ウィンカーへは
こういう感じのカプラーで繋がっててここから取ればいいんだけど、
いつか売ることを考えると、純正の配線はいじりたくないので
電源取り出し用のハーネスを自作して挟むことに。



電源側のカプラー(中の端子がオス)がこんな感じ。
テスターを当ててアサインを確認





レッツ4の純正と同じコネクタは↓
住友電装製090型HMシリーズ6極Mコネクタ(端子付)/6P090K-SMHM-M
住友電装製090型HMシリーズ6極Fコネクタ(端子付)/6P090K-SMHM-F

リアボックスとの接続に使う方はなんでもいいけど
外側に出るので防水のものを使用↓
住友電装090型MT防水シリーズ3極Mコネクタ(三角型)[白色](端子付)/3P090WPK-MT-T-M
住友電装090型MT防水シリーズ3極Fコネクタ(三角型)[白色](端子付)/3P090WPK-MT-T-F

配線は0.5sqを使用、消費電力的にはGND線がギリギリだけど。
今回はテールユニット側のコネクタから分岐、
GND、テール、ブレーキの3本を外側に持っていく。



純正配線に挟んで結線等をテスト。
問題なければ隙間に押し込んでカバーを閉じる。



配線取り出しはリアキャリアの付け根の隙間から。
左側が少し浮いて隙間があったので穴開けずに済んだ。
シートのロック部分から取り出す人が多いようだけど、
シートの開閉で負荷がかかって断線しそうなのでやめといた。
3本のケーブルを束ねるのは熱収縮チューブ(φ6)。



防水カプラはキャリア右側へ。
左側はなにかと手で持つことが多いので…



配線と屈曲の余裕を持たせるためボックス後方から導入。
ちなみにこのカプラ、ツメが固くて外しにくかったので
ツメは折って使用、防水ゴムがあるのでそれでもしっかり固定される。
ボックスを自由に外して持ち歩けるようにするため。



ランプ部分は白いシートが入ってるだけだったので、
ちょっとかっこ悪いけど加工して内側に赤色テープLEDを貼り付け。
1本あたりLED6個ずつでカット、0.2sqの赤と黒線をそれぞれハンダ付け。
真ん中2本が常時点灯のテール用、外側2本がブレーキランプ用。



ボックス内は荷物を入れることがあるのでコルゲートチューブで保護、
後方底部に穴を開けて外からの配線を導入。



LEDから出てるコード計8本は、
テール+、テール-、ブレーキ+、ブレーキ-の4本にまとめ、
のちのちのメンテと修理を考えてギボシ接続。



ちょっと大きめの(笑)回路を底に設置。
ヘルメットは入れないのでさほど邪魔にはならず。



レッツ4(というか小排気車)はテールが交流、ブレーキが直流なので、
テールの方はブリッジダイオードとコンデンサで整流・平滑化して使用。
それでも回転数によってかなり電圧が上がってしまうようなので、
昇圧・降圧型のDCコンバータ基板(青いやつ)で12Vに安定化してる。

最初出力されたGNDをブレーキ側でも使おうとしたけど、
ブレーキかけてない時にバッテリーからのプラスと電位差が生じて
常時うっすら光ってしまったので断念。

回路保護は管ヒューズでも入れるべきかもしれないけど、
申し訳程度にポリスイッチ入れただけ…反応間に合わんかな?



そして完成、常時点灯のテール。



ブレーキ合わせて全部点灯。



キー回してエンジンかけずブレーキのみ。


写真だと粒感があるけど、実際はそこそこ明るく光る。
特に夜はしっかり目を引くような明るさになってて満足。
回路的には難しくないけど、原状復帰とか保守とか考えると
なかなかに面倒なことになるので、オススメはしない(笑)

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