ノンデザイナーズ・デザインブック Second Edition (Amazon.co.jp)
DTPやWebといった専門的なデザインというよりは、
素人でも作るレポートや会報、チラシをより見やすくという感じ。
問題点を言葉にすることで、初めて改善策が見えてくる、
この本では4つの原則を定めて、延々と例示している。
内容としてはごく当たり前のことなんだろうけど、
それをハッキリ認識できるようになるというのが、この本の目的。
その点では確かに役立ったし、一度は読んでおきたい本かな。
後半は主にフォントに関するお話。
セリフが何を意味するのか、サンセリフが何なのか、
分類が分かって曖昧な謎が氷解したのはいいのだけど、
英文フォントの話なので、正直どうでも良かったりする。
和文フォントの話は6ページだけで、全然タメにならない。
英語のHowTo本独特のしつこい言い回しが多かったり、
アメリカ?の美的感性を前提に解説しているために
ところどころ「そうかぁ?」と思うようなデザインも出てきたり、
クセが強く、要点が非常に少ない割に、少し値段が高め。
評判はいいけど、これの日本版みたいな本って出ないのかねぇ。
0 comments:
コメントを投稿