死刑考察

松本智津夫に死刑判決。

微妙だね。
罪状に対して死刑は妥当なのかも知れないけど、
執行されるまで5年か10年か、あるいはそれ以上、
何にもやらされることなく、拘置所で過ごすだけ。
(死刑囚は刑務所には入らず、拘置所で待機、執行。)

個人的な意見を言えば、あの人に関しては、
懲役刑で刑務官にビシビシ働かされる方がいい気もする。
拘置所で何もすることなく日々過ごすよりは。
まあ「死の恐怖」がどの程度の刑かはわからないけど。
死刑廃止論はいろいろあるけど、それを別にしても、
「仮釈放・恩赦なしの終身刑」は必要だと思う。
今回の件に関して妥当かはわからないが。

ちなみに。

日本の死刑執行方法は「絞首刑」。
電気や薬物が多い近頃では珍しい。
(そもそも廃止してる国も多いが・・・)

絞首刑は、上下2層構造になっている執行室で、
上の階で頭に袋をかぶせて、ロープをかける。
外の部屋で数人がいっせいに手元のボタンを押すと
床が抜けて吊り下げられる、という仕組みらしい。
誰が本物のボタンを押したかわからないというもの。

絶命までの時間は、首の骨を折って即死、
ということもあるけど、平均20分かかるんだそうな。
これを聞くと、ちょっと息苦しくなるが。

さらに「ちなみ」に、中国では確か銃殺、
イスラム教圏では被害者の遺族が銃殺、
あるいは殺された方法と同じ方法で。
世界各国、事情は難しいですな。

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