コロナの石油ファンヒーター、FH-iX468BY(2008年製)が
この頃たびたび「E4」エラーが出てすぐ切れるという不具合。
エラーは燃焼不良ってことで安全装置が働いた形だけど、
特に部屋が温まって炎が小さくなった時に起こりやすく、
ひどい時は5〜10分ごとに消えてまともに使えやしない。
ネットで調べてみるとフレームロッドという炎の検出棒に
シリコンが付着して酸化皮膜を形成、感度を悪くしてるためとか。
ヘアスプレーは使ってないけど、服についてる柔軟剤や
髪についてるトリートメント剤が蒸発しても発生するので、
避けようのない現象、4〜5年目ぐらいによく起こるらしい。
というわけで分解と修理。
いじるのは燃焼室、燃焼筒の中なのでそれほど危険ではないけど、
(気化器まわりだとかなり危険、そっちを傷つけないように注意)
かなりバラさないといけないので大変な修羅場になる(笑)
他のメーカーだと前面パネル開けるだけでOKなのもあるけど、
コロナは全部のパネルを外さなきゃいけないので結構大変。
4年間溜め込んだホコリもすごいので掃除機かけながら…
この真横になった金属棒がフレームロッドってやつ、
なるほど確かに白っぽいのとか緑っぽいのがいっぱいついてる。
焼かれて紙やすり程度では取れないのでルーターで磨いた。
あまり丁寧には出来なかったけど、地の色が見える程度に。
ロッド自体は800円ぐらいで取り寄せることも出来るらしいので、
その手間惜しまないなら新品使った方がいいかもね。
丸ごと修理に出して5,000円とか1万円とか取られちゃうのに比べれば…
ついでに点火棒の先にもゴミみたいな塊がついてたので削った。
そして逆の手順で組み立てて修理完了。
ネジが1本余っちゃったけど気にしない(笑)
# グループ分けしてたので、多分燃焼筒の外側のカバーまわりだと
# 見当はついてるけどまあ大丈夫だろう…危ないとこじゃない。
今のところE4エラーは出なくなった。
あと点火時に「すでに炎出てるのに再点火しようとする」現象もなくなった。
これも炎検出絡みのことだったんだろうな、今は非常に素早く点火する。
迷いながらだったので2時間弱かかったけど、
次からはもっと素早く出来そうだな。
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