一般教書演説?

ブッシュ大統領の一般教書演説、
昨年も思ったけど、ちょっと危険な人よね。
なにも穏健派でいろ、とは言わないまでも、
血の気が多いのは、将来的に致命的になるだろうな。
アメリカ国内でも最近は批判が多いらしいし…
(テロ後は感情的になってた面もあるのかな<国民)

ところで、なんで「一般教書演説」っていうんだろう。
誰がそんな難しい言葉を考え出したんだろうね(^^;
あるローカル局のアナウンサーは、関連ニュースで、
「一般教科書演説」って間違えてた。
あれはあれで教養が足りないんだと思うけど(笑)

んなわけで、ちと調べてみた。
(この辺は雑学メルマガをやってるせいか、習慣?)

一般教書演説ってのは、英語では
「State of the Union address」って言うんだそうな。
直訳すると「国の状態に関する演説」ってことかな。
まあ要するに国の経済や外交に関する方針の演説、ってこと。
どこにも「一般」やら「教書」なんてのは、ないわけで…

「教書」ってのは、上の人が出す命令書とか報告書のこと。
アメリカの大統領は議会に議席がなく、法案提出権がないから、
議会がこの「大統領教書」による立法要請を受けて…云々、
という仕組みになってるらしい。特に「予算教書」(後述)は。
つまり教書演説って、教書を読んだ、ってことなのかな。

それがなぜ「一般」なのかは、もうちょっと深く掘り下げる…。
アメリカの大統領が議会に施政方針を示す教書はいくつかあって、
その中でも重要な3つを「三大教書」って呼ぶんだそうな。
(単なる報告書もあるけど)

予算に関する「予算教書」
経済・財政の基本政策「経済報告」
んで内政や経済、外交など全般にわたるような教書が、
他のジャンルに特化した教書と比べて「一般教書」ということ。

長かった…(^^;

一般教書演説は、日本でいう「施政方針演説」みたいなもの。
ちなみに北朝鮮では「三紙共同社説」ってのがあるそうな。
労働新聞、朝鮮人民軍、青年前衛の3つで。
あの国はちょっと特殊だから、並べるのは違うかな。

そんなわけでアメリカの政界知識なんて全然ないけど、
それなりに調べてみて「自分に」分かるように書いてみた。
たぶん細かい間違いを含んでると思う…気にしない(^^;

結論 「いちいち難しいネーミング、やめなさい」(笑)

0 comments:

コメントを投稿