身の毛もよだつ話

朝、出掛けようと思ってマンションのエレベーターに乗り込み、
扉を閉めようとした時に外でセミがバタバタ、グルグル飛んでいた。

虫の中では(大型の)クモに次いで嫌いなセミ、
ゴキブリやら幽霊やらよりも嫌いで怖い存在である。
ここで中に入れてしまうと、約30秒間密室状態になる。
急いで閉めねば!と心臓バクバクになりながらボタンをポチッと…

うわっ、閉まり始めたらこっちに向かってきた~
間に合うか!間に合わないか!おっ、ギリギリ間に合うかー?

「ぐちゃっ」

挟んじゃった…Σ(T□T)

入ってくる以上に潰れる感触がイヤだー、
触ってたワケじゃないのにずっと手に感触が残っている。
靴でセミの死骸を踏んでしまった時のように、
バイクや自転車のタイヤでセミを踏んでしまった時のように、
その恐怖、不快感は毎年この季節に蓄積されていく。

ちなみにエレベーターで潰したセミは見ていない、
というか、わざわざ結果まで見たくありません…(T-T)

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