つまらないから仕方ない

陪審員が「ナンプレ」に熱中、シドニーで裁判が中止に (エキサイトニュース)

手遊び程度ならともかく、さすがにナンプレはやりすぎだと思うけど、
そりゃー人によっては面白くもない裁判を延々と聞かされたのでは
暇で仕方ない、という気持ちは分からなくもない。

日本でももうすぐ裁判員制度とやらが始まる。
対象となるのは刑事裁判で、その中でも殺人や強盗致死など
死刑や無期懲役が相当刑となるような重大事件となるらしい。
たまに「冒頭陳述が2時間」なんてのを聞くことがあるけど、
映像も感情表現もない朗読をそんなに続けられたら辛いだけだ。

裁判員制度によって裁判員に選ばれる確率は生涯で1/57、
候補者まで広げると1/13というから、決して他人事ではない。
被告人の人権や人生を左右する重要な役割とは言え、
興味もない、強制的に選ばれた役割に対して
果たしてどこまで集中できるものなのか、疑問ではある。

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