いろいろ電子工作してるとテスト用の電源が欲しい、
毎回電圧の合うACアダプタを引っ張り出してくるのは面倒くさい。
既製品やケース付きのキットは売ってるけどやたらに高い、
DC24Vぐらい欲しいなと思うととんでもなく高級品になる。
そんなわけで何事も経験ってことで頑張って自分で作ってみた。
中身は電源トランス、LM338Tの可変電源キット、デジタルパネルメーター、
AC100Vに繋げば出力はDC1.25~28V、2Aほどまでいける。
電圧計は測定レンジの関係で小数点第1位までという大雑把(^^;
多回転ボリュームは高かったので、5kΩと1kΩを直列で微調整。
とりあえず自分がするような範囲の使い方ではこれで十分だろう。
ちなみに背面には調光器を装備。
電動ドライバーや半田ごての出力調整に使える。
設計や配線をほとんど計画せず行き当たりばったりにしたので、
ケースの中身はかなりギュウギュウ、配線もものすごいことになってる。
作ってる途中は本当に完成するのか、半分泣きそうになったよ(^^;
まあ調光器を無理矢理押し込んだのが原因だと思うけど。
かかった費用は・・・どうだろうねぇ。
単純に使った部品だけなら7,000~8,000円ぐらいで出来たのかなぁ。
実際にはサイズの合わなかった部品、壊してしまった部品なんかがあって、
その倍ぐらいはかかってる気がしないでもないけど、市販品よりは安い?
最初は電源トランスではなく15VのACアダプタを直列でやるつもりだったけど、
むしろトランスより大きくてケースにうまく入らなかった、みたいな無駄遣い多々。
かなり苦労はしたけど、それでも仕上がりには満足してる、かな、
仕組みも把握してるので故障したら自分で直せるってのがいい。
そして今回の教訓、半田付け部分は大して難しくない、
むしろ配置を考えたり、パネル面の加工が一番地味で大変ということ。
電動ドリルやらネジ立てやらアクリル曲げやら、もうイヤだ(^^;;
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